大切な家族であるペットが息を引き取られたとき、深い悲しみの中で飼い主様に最初にしていただきたい大切なことは、お身体を清潔に、そして安らかに安置してあげることです。
季節や住環境によって適切な保管方法は異なります。
安全に安置できる期間の目安は、夏場であれば1〜2日、冬場であれば2〜3日ほどとなります[1]。
こちらでは、後悔のないお別れのために、ご自宅でできる最善の安置方法を詳しく解説いたします。
【この記事でわかること】
ペットが亡くなった直後に行うべき安置準備
ペットが息を引き取ったら、お身体が固まってしまう(死後硬直)前に、優しく姿勢を整えてあげましょう。
死後硬直は通常2〜3時間ほどで始まります[4]。
手足を胸の方へそっと曲げ、まぶたや口を優しく閉じてあげてください。
私たちつむぎ舎では、愛猫のような繊細な骨格を持つペットも、眠っているような自然な姿で安置できるよう細やかなアドバイスを心がけています。
姿勢を整えた後は、清潔なタオルでお身体を拭き、口元や肛門から体液が出てきた場合はガーゼで優しく拭き取ってあげましょう。
準備するもの一覧
- ダンボール箱、またはペット用のお棺
- ペットシーツや新聞紙(吸水性の高い敷物)
- 保冷剤、またはドライアイス
- 清潔なタオル・ガーゼ
- ビニールシート、またはビニール袋
箱の底にペットシーツを敷き、その上にタオルを重ねます。
万が一の体液漏れで床を汚さないよう、箱の外側をビニールで覆っておくと安心です。
小型犬や愛猫であれば家庭用冷蔵庫での保管も選択肢の一つですが[1]、食品と触れないよう厳重に包む配慮が必要です。つむぎ舎では、マンションやアパートでの訪問火葬実績も豊富ですので、限られたスペースでの最適な安置方法も丁寧にご提案いたします。
【夏場】高温多湿期の遺体安置方法
日本の夏は高温多湿のため、ペットのお身体の腐敗が急速に進みやすい時期です。
エアコンを常時稼働させ、除湿機能も併用しながら「室温20度以下」を保つようにしてください[2]。
保冷剤は、お腹(内臓付近)・首元・頭部を中心に配置し、4〜6時間ごとに交換します。保冷剤をタオルで包むことで、結露によってお身体が濡れてしまうのを防げます。
夏場の保存目安は1〜2日ほどですが[1]、35度を超える猛暑日はわずか半日〜1日でも進行が早まるため、早めのお見送りをおすすめしています。
エアコンなし環境での対策
万が一エアコンが使えない場合は、玄関や北側の部屋など、直射日光を避けた涼しい場所を選んでください。
扇風機で空気を循環させるのも有効ですが、直接風を当てないよう注意が必要です。
また、より冷却力の高いドライアイスの使用もご検討ください。ドライアイス(-78.5℃)であれば4〜5日間の保存が可能になりますが[5]、凍傷への注意と、二酸化炭素中毒を防ぐための換気が必須となります。
保冷剤交換の判断目安
| 室温 | 保冷剤交換頻度 | ドライアイス必要性 |
|---|---|---|
| 30度以上 | 3〜4時間ごと | 強く推奨 |
| 25〜29度 | 4〜6時間ごと | 2日以上なら推奨 |
| 20〜24度 | 6〜8時間ごと | 原則不要 |
| 20度未満 | 8〜12時間ごと | 不要 |
保冷剤が完全に溶けると冷却効果が失われるため、こまめなチェックが欠かせません。
もし体液の染み出しや異臭が気になり始めたら、すぐにつむぎ舎へご相談ください。24時間対応の相談窓口にて、現在の状況に応じた最適な対処法をご案内いたします。
【冬場】低温期の安置と暖房使用時の注意点
気温の低い冬場は、2〜3日が安置の目安となります[1]。
ただし、冬で最も注意すべきは「暖房」です。
暖房の効いた室内は腐敗を早める原因になるため、玄関や暖房を入れていない涼しいお部屋を選んで安置してください[3]。
室温が15度以下であれば、保冷剤の交換は8〜12時間おきで十分ですが、もし暖房を使うお部屋に置く場合は、夏場同様の4〜6時間おきの交換が必要になります。
つむぎ舎では、冬場のペット火葬においても、ご家族様の体調にも配慮しながら心を込めてサポートいたします。
冬場の湿度管理
冬は空気が乾燥しやすいため、お身体の皮膚が乾燥してしまうことがあります。加湿器を使用される際は、お身体に直接霧が当たらないよう離して設置し、湿度は60%以下に調整してください。湿度が高すぎると逆に菌の繁殖を招くため、バランスが大切です。清潔を保つため、タオルやペットシーツもこまめに取り替えてあげましょう。
自宅環境別の安置チェックリスト
マンション・アパート
- 共有スペースを通る際はタオルなどで包み、人目が少ない時間帯を選ぶ配慮をしましょう。
- ベランダでの火気(お線香など)は規約で禁止されている場合が多いため、LEDのろうそくなどが便利です。
- つむぎ舎の訪問火葬サービスは社名ロゴのない車両でお伺いし、近隣の方々への配慮を徹底しております。
戸建て
- お庭やカーポート下など屋外での安置も可能ですが、野生動物や野良猫などへの注意が欠かせません。
- 虫除け対策として、周囲にスプレーを使用するなど徹底した防虫を行いましょう。
- つむぎ舎ではご自宅での火葬にも対応しており、住み慣れた場所でのお別れを叶えます。
体液・臭い・虫対策のトラブル対応
亡くなった後にお身体から体液が漏れてしまうのは自然な現象です[4]。
ペットシーツやタオルを定期的に交換して清潔を保ってあげましょう。
もし臭いが気になる場合は腐敗が進んでいるサインかもしれませんので、すぐにつむぎ舎へご相談ください。
長期保存が必要な場合の選択肢
4日以上の安置が必要なケースでは、ドライアイスを使用することで夏場は4〜5日、冬場は7日程度の保管が可能になります[5]。
ハムスターなどの小鳥・小動物であれば冷凍庫での保管も可能ですが、食品と混ざらないよう厳重に梱包し、ご家族全員の理解を得ることが大切です。
また「天使のつばさ」や「おやすみキープ」といった専用の遺体保存袋を活用すれば、最大2週間の衛生的な保管が可能となります[6]。
つむぎ舎では、ご出張などでどうしてもお別れまで時間が空いてしまうご事情にも柔軟に対応しております。
よくあるご質問
Q1: 保冷剤は何個必要ですか?
愛犬や愛猫なら4〜6個、中型犬なら6〜8個ほどが目安です。
お腹・首元・頭部を中心に置き、4〜6時間おきに交換してあげてください[2]。
つむぎ舎では、ペットの種類やサイズに合わせた具体的なアドバイスを行っています。
Q2: 冷蔵庫で保管してもいいですか?
小鳥やハムスターなどの小型ペットなら可能です[1]。ただし、食品への衛生面を考慮し、厚手のビニール袋で二重に包むなど厳重に管理してください。ご家族の心情的な面も大切にしましょう。
Q3: ドライアイスはどこで買えますか?
氷の専門店やネット通販で購入可能です。
相場は1kgあたり500円〜1,000円ほどです[5]。愛犬・愛猫なら1日3〜5kgが目安となります。
Q4: 夏場でもエアコンなしで安置できますか?
ドライアイスを併用すれば可能ですが、こまめな換気が欠かせません。
直射日光の当たらない玄関や北側のお部屋を選び、扇風機で空気を動かすようにしましょう。
ただし夏場は進行が非常に早いため、できるだけ早い日程での火葬をおすすめしています。
Q5: 賃貸住宅で火葬車を呼んでも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。軽自動車が通れるスペースがあれば対応可能です[7]。
つむぎ舎の火葬車は煙や炎、大きな音も発生しない仕組みですので、マンションやアパートでも多くの実績がございます。
近隣への配慮を最優先に執り行います。
まとめ:季節と環境に合わせた安全な遺体保管を
ペットの安置方法は、季節や住環境によって工夫が必要です。
夏場は室温20度以下・保冷剤のこまめな交換で1〜2日、冬場は涼しい場所で2〜3日が目安です[1][3]。
マンションや賃貸住宅など、安置場所にお困りの場合も、私たちつむぎ舎の訪問火葬サービスなら、住み慣れた場所で静かにお見送りいただけます。
何か不安なこと、分からないことがあれば、24時間いつでもお気兼ねなくご連絡ください。
大切な家族との最後の大切な時間を、私たちが心を込めてお手伝いさせていただきます。
Sources
- [1] 夏場にペットが亡くなったら何をする?ご遺体を傷ませない方法を解説 – www.petkasou-happiness.com (2025)
- [2] ペットの安置・保存方法を4ステップで解説 – www.petkasou-happiness.com
- [3] 雨の日・真夏・真冬のペット火葬はどうする?季節ごとの注意点と準備【さいたま市】 – tsumugisha.com
- [4] ペットの遺体の安置・保管方法|犬や猫を見送るための処置を獣医師が解説 – petlly.jp (2026)
- [5] ペットの遺体をきれいに保つ火葬までの保存方法・期間・注意点 – pet-mother.jp (2024)
- [6] ペットの遺体を保存する方法と期間は?【自宅での長期安置の方法を解説】 – fukufukuyama-petsougi.com (2024)
- [7] 「つむぎ舎」の考え方 – tsumugisha.com
