はじまり
ものづくり
そもそもつむぎ舎は、どうぶつのご葬儀とはあまり関係のない、リネンやコットンの植物由来原料を使ってものづくりを行うROUGH WORK STOREという小さな工房からはじまりました。
つむぎ舎の代表上田は、子どものもの、ファブリックインテリア、服やかばん等々、布作家としての活動を重ねてきました。
転機
命との向き合い方に触れて
ものづくりと並行して、保健所で殺処分される犬猫の保護活動にも携わるようになり、そこで出会った方々から保護した犬猫たちにと、首輪やリードのご注文をいただくことが増えました。そして保護活動も含めて、命と真剣に向き合う素敵な方々の生きざまをたくさん目の当たりにすることが増えました。
介護の経験を通して
葬儀コーディネーターである吉野は、前職が介護職でした。
高齢の方の看取りケアを多く経験し、死について考えることがしばしばあり、家族を亡くした方々のグリーフケアの経験からも学ぶことが多くありました。
どうぶつの家族のおくりびとになろう
どうぶつたちとの暮らしの中で
私たち自身も犬猫の里親となり、老犬の看取りや、障がいのある猫の介護生活、望まぬ形での別れなど、悲しみや苦しい経験も重ねる中、次第にどうぶつと暮らす人々の支えになることをもう少し具体的に生業としていきたいと考えるようになりました。
そうして2人の経験が合わさって、自ずとどうぶつたちの葬儀に携わる道がはっきりしてきました。
開業準備と学び
2017年の秋ごろからつむぎ舎の立ち上げに向けて、具体的な準備や学びを開始しました。
お別れの時間に関わること、火葬に関わること、お骨に関わること。
学ぶこと、準備することがたくさんありましたが、ペット葬儀業の良き先輩に恵まれ、準備を進めることができました。
つむぎ舎としての出発
開業から今に至るまで
2018年6月、多くの方の支えの中で、つむぎ舎として正式にご葬儀のサービスを開始しました。
どうぶつの家族という、唯一無二の存在を喜び、歩いてきた道のりを噛み締めながら、集大成であるお見送りの時間を悔いのない形で過ごせるように、心を尽くしてサポートしていきたいと思ってます。
地域に根差し、みなさんが安心してお見送りをできるように、日々成長していきます。