愛犬が亡くなった直後、何から始めればよいか分からず戸惑う飼い主様は少なくありません。
こちらでは死後硬直が始まる前の体勢調整、保冷剤をあてる安置、火葬業者への連絡、死亡届の提出など、時間軸でお見送りに必要な情報をまとめました。
戸惑いの中でも、落ち着いて悔いのないお見送りができるよう、参考にしていただけますと幸いです。

Key takeaways

  • 死後0〜2時間以内に体勢を整え、口・鼻・肛門を拭き取り、保冷剤をタオル越しに頭部と腹部に配置する
  • 安置後2〜6時間で保冷剤を2〜3時間ごとに交換し、火葬業者への連絡準備を進める
  • 6〜24時間の間に火葬業者へ依頼し、30日以内に市区町村へ犬の死亡届を提出する
  • 火葬当日は副葬品の可否を事前確認し、金属・プラスチック・化学繊維は避ける
  • 訪問火葬と霊園火葬の選択、個別火葬と合同火葬の違いを理解して業者を選ぶ

犬が亡くなった直後0〜2時間は、死後硬直が始まる前に体勢を整え、口・鼻・肛門を拭き取り、保冷剤をタオル越しに頭部と腹部に当てて安置してあげましょう。
これがまず初めに行っていただきたいことです。

まず落ち着いて体を整える|死後硬直が始まる前に

死後2〜3時間で硬直が始まるため、その前に目・口・手足を優しく閉じて自然な姿勢にしてあげることが大切です。
硬直が進むと手足が伸びたまま固まり、棺に収まらなくなる可能性があります。
まずは気持ちを落ち着け、目や口が開いていればそっと閉じ、手足を胸の方へやさしく折り曲げてあげてください。
体が硬直する前に整えることで、後の安置がしやすくなります。

口・鼻・肛門のケアと拭き取り

体液が口や肛門から漏れる可能性があるため、お湯で湿らせたガーゼや布で全身を優しく拭き取り、清潔な状態を保ちます。
口や肛門周りの汚れはガーゼできれいに拭き取って体を清めてあげましょう。
これは人間の場合にも起こる自然現象なので心配せず、丁寧にケアすることが大切です。
拭き取った後は、体液がしみ出すことに備えてペットシートやビニールを下に敷いておくとよいでしょう。

保冷剤の準備と正しい当て方

保冷剤を直接当てると結露で被毛が濡れ、遺体の傷みが早まるため、必ずタオルで包んでから頭部と腹部にあてましょう。
ダンボールや箱に毛布やバスタオルを敷き、その上に寝かせた後、タオルで包んだ保冷剤をお腹や背中の下に敷いてあげましょう。
体全体をバスタオルで包むようにすると保冷性が保たれます。
エアコンを併用して室温を下げるのも効果的です。
安置の方法について不安な場合は、お気軽にお電話ください。

安置が済んだら(2〜6時間)に進める手順

安置が完了したら、火葬までの数時間をどう過ごすかが大切です。
保冷剤の交換タイミング、季節別の温度管理、そして火葬業者への連絡時期を把握しておくことで、慌てずに最後の時間を過ごせます。

保冷剤の交換頻度と結露対策

ご遺体を冷やす保冷剤は、通常2~3時間後に硬直が始まるため、その前に交換サイクルを整えておく必要があります。
保冷剤の効果は室温や季節で変わりますが、2〜3時間ごとを目安に新しいものと入れ替えるのが基本です。
結露で濡れたタオルもそのタイミングで取り替え、ご遺体が湿気で傷まないよう注意しましょう。

夏場・冬場の安置温度管理の違い

季節によって安置方法を変える必要があります。
夏場は涼しく静かな場所に寝かせ、エアコンを25℃以下に設定し、保冷剤を頻繁に交換します。
冬場は暖房を切り、窓際や直射日光が当たる場所を避けて風通しの良い涼しい部屋に安置してください。
冷気が足りない場合でも、保冷剤で頭部とお腹周りを中心に冷やし続けることが大切です。
状況が分からない時は、つむぎ舎へご相談いただければ、飼育環境や種類を伺いながら、無理のない安置方法をお伝えします。

火葬業者への連絡タイミング|当日か翌日か

火葬業者にいつ連絡すべきかは、ご家族のお別れの時間と業者の受付時間を天秤にかける判断になります。
つむぎ舎は朝7:00から夜21:00まで対応しており、平日・土日祝を問わずご相談いただけます。
つむぎ舎への夜間の緊急時のお電話は、直通の電話番号からお問合せください。
夜間対応が必要な場合は、朝6:00〜夜22:00まで受付している業者も選択肢に入れて検討しましょう。
ご自宅でゆっくりお別れの時間を過ごしたい方は、無理に急がず翌朝の連絡で問題ありません。
火葬当日の流れについては、訪問火葬プランの詳細で確認できます。

安置と保冷が落ち着いたら、火葬業者への依頼に向けて必要な情報を整理しましょう。

火葬依頼の準備(6〜24時間)

遺体の安置が落ち着いたら、火葬業者への連絡に備えて最低限の情報を整理しておくことで、スムーズな予約と後悔のないお見送りが実現できます。
以下では、事前確認すべき項目・自治体への届出・24時間を超える安置のリスク対策を順に説明します。

火葬業者への連絡前に確認すべき3項目

火葬業者へ依頼する際には、予約枠が埋まる前に次の3点を確認しておくと、問い合わせがスムーズに進みます。

  1. 体重, プランや料金は体重で区分されることが多く、大型犬(体重20kg以上)は設備の都合で制約がある場合があります 。
  2. 希望日時, 火葬は夏季・休日などに予約が集中しやすいため、できるだけ早く第一希望と第二希望を決めておくと安心です。
  3. プラン種別, 個別火葬(立会・一任)、合同火葬など複数のプランがあり、遺骨の返却有無や料金が大きく変わります。
    家族で相談し、どのプランが適しているかをあらかじめ話し合っておきましょう。

犬の死亡届とマイクロチップ解除

犬が亡くなった場合、飼い主は狂犬病予防法に基づき30日以内に市区町村へ死亡届を提出する義務があります。
届出を怠ると罰則の対象となる場合があるため、火葬前後のできるだけ早いタイミングで手続きを済ませることをおすすめします。
自治体によってはオンライン受付や郵送対応も可能なため、事前に窓口へ確認しておくと安心です。
また、マイクロチップを装着している場合は、登録団体(日本獣医師会や環境省の指定登録機関など)へ連絡し、登録情報の解除または変更手続きを行います。
手続き方法は登録機関ごとに異なるため、登録証や通知書を確認してから問い合わせましょう。

自宅安置が24時間を超える場合の追加対策

遺体の安置期間が24時間を超える場合、夏季や室温の高い環境では保冷剤だけでは腐敗の進行を完全には防げません。
長期安置にはドライアイスや専用の安置用品を追加で用意し、遺体の周囲全体を低温に保つ工夫が必要です。
ドライアイスは取り扱いに注意が必要なため、ペット葬儀業者や葬儀用品店へ相談すると適切な量と使い方をアドバイスしてもらえます。
また、エアコンで部屋全体の温度を下げ、直射日光を避けた涼しい場所へ遺体を安置することも効果的です。
可能であれば24時間以内に火葬を手配するのが理想ですが、やむを得ず遅れる場合は早めに業者へ相談し、遺体保管のサポートを受けることも検討しましょう。

火葬依頼の準備が整ったら、いつ・どの業者に連絡すべきかを具体的に検討します。

犬の火葬業者の選び方と連絡タイミング

愛犬との最期の時間を迎えたとき、火葬業者への連絡タイミングと選び方は、ご家族の後悔のない見送りを左右します。
まず、愛犬が亡くなってから2〜3時間後には死後硬直が始まるため、姿勢を整えたり体液の漏れを防ぐ処置を行う必要があります。
火葬業者への連絡は、これらの処置を終えた段階で落ち着いて進めるのが理想的です。
夏場は遺体の安置期間が1〜2日、冬場は2〜3日が限度とされるため、早めに葬儀の段取りをつけることが大切です。

訪問火葬と霊園火葬の違い

火葬業者を選ぶ際、まず検討するのが訪問火葬と霊園火葬のどちらを選ぶかです。
訪問火葬は、火葬炉を搭載した専用車両がご自宅へ訪問し、住み慣れた環境で見送りができるため、移動の負担を最小限に抑えられます。
一方、霊園火葬は専用施設の設備を利用でき、納骨堂や合同供養塔などの選択肢が充実している点が特徴です。
つむぎ舎では訪問火葬サービスを提供しており、さいたま市全域で移動火葬車による個別火葬を承っています。

個別火葬と合同火葬のプラン比較

火葬方法には個別火葬と合同火葬があり、遺骨の返骨を希望するかどうかで選択が変わります。
個別火葬では、一頭ずつ火葬を行い、火葬後にご家族が骨上げに立ち会い、遺骨を骨壺に納めて持ち帰ることができます。
合同火葬は複数のペットを一緒に火葬する方式で、遺骨の返却はありませんが、費用を抑えたい方や霊園での合同供養を希望する方に向いています。
つむぎ舎では体重に応じた個別火葬プランを用意しており、15 kg以下のペットの火葬を承っています。

さいたま市周辺の業者選択肢とつむぎ舎について

さいたま市周辺には訪問火葬・霊園火葬を含む複数の業者が選択肢として存在します。
業者を選ぶ際は、営業時間・対応体重・プラン種別の3点を比較軸にすると判断しやすくなります。
つむぎ舎は営業時間を7:00〜21:00のため、早朝7時前や21時以降はお電話のご相談から承っております。
また、体重15 kg以下のペットを対象としております。
さいたま市周辺には霊園や納骨堂、手元供養の専門店など相談できる場所があり、ご家族の希望に応じた選択肢を検討できます。

詳しい業者比較や申し込みをご希望の方は、さいたま市で評判が高いペット火葬業者おすすめ7選【2026年版】、またはさいたま市で犬の火葬ならつむぎ舎|大切な家族を丁寧にお見送りのページをご覧ください。

業者選びが決まったら、火葬当日に持参するものを事前に準備しておくと安心です。

火葬当日までに用意しておくもの

火葬当日に持参するもの一覧

火葬当日に持参するものは、業者のプランによって異なりますが、基本的には以下を準備すると安心です。

  1. ペットのご遺体(タオルや毛布で安置)
  2. 火葬申込書・同意書類・身分証明書
  3. 供花(生花が一般的)
  4. 思い出の品(おやつ・おもちゃ・洋服など、火葬可能なもの)
  5. 遺骨を納めるための骨壷とカバー(遺骨袋)

写真・手紙・生花・おやつは少量であれば火葬に入れられる場合があります 。

火葬に入れられない副葬品

金属製・プラスチック製・電池入りの物は火葬炉に入れることができません。また、化学繊維の衣類や大量の布類も、燃えにくい素材や煙が多く出る物として避けるのが一般的です 。

副葬品の事前確認が必須な理由

ゴム、プラスチック、金属製品、化学繊維の衣類、段ボール、大きな木製のものなどは火葬できないため、事前に希望のものが火葬できるのかご確認いただくと安心です。
一緒に火葬できるものは以下になります。
▶ お花
▶ お手紙や2.3枚のお写真
▶ タオル等薄手の布もの(化繊は不可)
▶ ごはんやおやつ(1食分程度)
▶ バスケット棺

まとめ

犬が亡くなった直後から火葬当日まで、するべきことの流れを把握しておくことで、当時落ち着いたお見送りが出来るかと思います。

つむぎ舎では、埼玉県を中心にご自宅で見送れる訪問火葬サービスを提供しております。
少しでも不安を解消出来るよう、6:00~24:00の間はお電話で無料相談を承っております。

つむぎ舎の訪問火葬サービスで、自宅で丁寧にお見送りしたい方は、お問い合わせください。

Frequently Asked Questions

犬が夜間に亡くなった場合、すぐに火葬業者に連絡すべきですか?

つむぎ舎は営業時間7:00〜21:00のため、夜間に亡くなった場合は翌朝まで自宅安置が必要です。保冷剤を2〜3時間ごとに交換し、エアコンで室温25℃以下を保ちましょう。急ぎの場合は24時間対応の業者を「さいたま市 ペット火葬 夜間」で検索して確認し大型犬(20kg以上)の火葬はつむぎ舎で対応できますか?

つむぎ舎は体重20kg以下が対象のため、大型犬(20kg超)は対応できません。さいたま市周辺では大型犬対応の訪問火葬業者や霊園火葬を選択する必要があります。体重を事前に確認し、業者に問い合わせる際に必ず伝えてください。

保冷剤を直接体に当てても大丈夫ですか?

保冷剤を直接当てると結露で被毛が濡れ、遺体の傷みが早まるため禁止です。必ずタオル越しに頭部・腹部に配置し、結露で濡れたタオルは2〜3時間ごとに交換してください。

火葬に入れられない副葬品はありますか?

金属・プラスチック・化学繊維・大量の布類は火葬炉に入れられません。首輪・写真・少量のおやつ・お花は可能な場合が多いですが、業者やプランで異なるため、つむぎ舎を含め申し込み時に副葬品の可否を必ず確認してください。

犬の死亡届はいつまでに提出する必要がありますか?

狂犬病予防法により、犬の死亡届は30日以内に市区町村へ提出が義務付けられています。マイクロチップ登録がある場合は、マイクロチップ情報サイトで登録解除手続きも必要です。さいたま市では各区役所または保健所で手続き可能です。

自宅安置が24時間を超える場合はどうすればいいですか?

保冷剤だけでは不十分なため、ドライアイスの使用や専用安置用品を検討してください。火葬業者に相談すれば、ドライアイスの手配や長期安置のアドバイスを受けられる場合があります。夏場は特に傷みが早いため、できるだけ24時間以内の火葬を推奨します。

訪問火葬と霊園火葬、どちらを選べばいいですか?

自宅で見送りたい場合は訪問火葬、霊園施設の設備や立会い環境を希望する場合は霊園火葬を選びます。つむぎ舎の訪問火葬は自宅駐車場や近隣の静かな場所で火葬を行い、個別火葬で遺骨返骨も可能です。費用・プラン・立会い可否を比較し、自分の希望に合った方を選びましょう。