大切な愛猫との突然の別れは、どんなに覚悟していても心の準備が追いつかないものです。
私たち「つむぎ舎」は、どうぶつの家族のおくりびととして、多くの最期に立ち会ってまいりました。
愛猫が亡くなったとき、飼い主様として何をすべきか正しい対応方法を知っておくことで、後悔のない、温かなお別れができます。

■ この記事の要点

  • 愛猫の死後硬直は亡くなってから2時間ほどで始まり24時間ほど続くため[1]、死亡確認後すぐに体勢を整えてあげることが大切です。
  • 室内飼いと外飼いでは初動対応が異なります。お外で亡くなった場合は、まず安全な搬送と保冷の準備を優先しましょう。
  • 適切な安置を行えば、夏場で1~2日、冬場で2~3日ほど、ご自宅でゆっくりと一緒に過ごすことができます[2]
  • 私たちつむぎ舎はさいたま市を拠点に、訪問火葬と霊園葬儀の両方に対応しております。6:00~24:00までいつでもご相談ください。
  • ワンちゃんと異なり、愛猫には自治体への死亡届提出義務はありませんが、マイクロチップ登録がある場合は死亡登録が必要です。

【初動】まず確認すべき3つのこと

愛猫が動かなくなったとき、まずは落ち着いて以下の3点を確認してあげてください。
呼吸が完全に停止しているか、脈が取れないか、瞳孔が開いたままになっているかで亡くなったことを確認できます[2]
呼吸の確認は腹部の動きや鼻先の呼吸音で、脈拍は胸・首元・後ろ足の付け根で確認しましょう[1]
瞳孔反射の確認には、ペンライトなどで目に光を当て、瞳孔が小さくならないことを確かめます[1]
私たちつむぎ舎では、こうした確認方法についても、お電話にて丁寧にアドバイスさせていただいております。

もしわずかでも呼吸や心拍が確認できた場合、すぐに対処できれば命を救えるかもしれません[2]
直ちに動物病院へ連れて行ってあげてください。
一方、呼吸・脈拍・瞳孔反射のすべてが確認できず、すでに死後硬直が始まっている場合は、残念ながらお別れの時が来たと判断せざるを得ません[2]

室内飼いと外飼いで初動が変わる理由

室内飼いの愛猫が自宅で亡くなった場合は、そのまま安置の準備に進めます。
しかし、外飼いや半外飼いの愛猫がお外で亡くなった場合は、まず安全に遺体を自宅へ搬送してあげる必要があります。
つむぎ舎では、外で亡くなった愛猫の搬送に関するご相談も承っております。
タオルやバスタオルでやさしく包んで段ボール箱に納め、保冷剤を添えて移動する方法をご案内しています。

もしお外で亡くなっている猫を発見し、飼い主様が不明な場合は、自治体への連絡が必要です。
さいたま市では、野良猫や野鳥などの死体は無料で回収されます[4]
一方、ご自身の愛猫であれば、できるだけ早くお家に連れて帰り、保冷しながら安置してあげましょう。

【安置】エンゼルケアと保冷の手順

愛猫が亡くなったら、できるだけ早くエンゼルケアと安置を行ってあげましょう。
死後硬直は想像以上のスピードで進行します。
手足が伸びたまま固まってしまうと、後から棺に収まらなくなってしまう可能性があるからです[5]
つむぎ舎は、お電話でも安置方法を詳しくお伝えしております。
初めてのことで戸惑われるかと思いますが、私たちがしっかりサポートいたします。

体勢を整えるタイミング

亡くなってすぐに、手足の関節を体側にやさしく折り曲げてあげましょう[5]
丸まってスヤスヤと寝ているときに近い姿にしてあげれば大丈夫です。
もし目や口が開いていたら、手のひらでゆっくり撫でるようにして閉じてあげてください[5]
閉じ切らない場合は、きれいなガーゼやハンカチをお顔に掛けてあげましょう。
すでに硬直が始まっている場合は、無理に動かそうとせず、24時間ほど経って硬直が解けてから整えてあげます[5]

エンゼルケアの実施方法

お湯で湿らせたガーゼやタオルで、全身をやさしく拭いて汚れを落としてあげましょう[5]
亡くなった後は、肛門や口から体液や汚物が出てきてしまうことがありますが、これは自然な現象です。
きれいに拭き取り、鼻や肛門に綿球やコットンを詰めてあげてください[5]
次に、愛用のブラシで毛並みをきれいに整えてあげましょう[5]
エンゼルケアは衛生面だけでなく、愛猫の尊厳を守り、飼い主様の心に区切りをつけるための大切な儀式でもあります[5]

棺の準備と保冷方法

お体がきれいになったら、愛猫を棺に納めます。
棺は段ボール箱や、生前お気に入りだったケージなど、ゆとりを持って納まるものであれば何でも構いません[5]
底にペットシーツや新聞紙を敷き詰め、その上にバスタオルを敷いて寝かせてあげましょう[5]
つむぎ舎では、安置用の籐のバスケット棺と生花をご用意するプランもございます。前日からご自宅でゆっくりとお別れいただけるようお手伝いいたします。

棺に納めた後は、腐敗を防ぐためにしっかりと冷やすことが重要です。
保冷剤やドライアイスをタオルで包み、愛猫の周囲、特に傷みやすい頭部と腹部に添えてあげてください[5]
安置場所は、20度以下を保てる涼しく静かなお部屋を選びましょう[5]
エアコンを適切に使い、夏場なら1~2日、冬場なら2~3日ほど、きれいなお姿のままお家で過ごすことができます[5]

【火葬】選択肢の比較と選び方

安置が整いましたら、これからの供養について考えていきましょう。
主な方法は「私有地への埋葬(土葬)」「訪問火葬・ペット霊園での火葬」「自治体での引き取り」の3つです[5]
つむぎ舎では、訪問火葬と霊園葬儀の両方に対応し、ご家族様のご希望に寄り添ったプランをご提案しています。

火葬方法費用相場返骨立会いつむぎ舎対応
訪問火葬(個別立会)16,000円~可能可能◯ 自宅・霊園対応
訪問火葬(一任個別)15,000円~可能不可◯ スタッフ収骨
霊園火葬(立会)17,600円~可能可能◯ 川口ペットの郷
自治体引き取り1,100円程度不可不可× 別途手配
私有地土葬0円× 別途手配

訪問火葬のメリット

訪問火葬は、住み慣れたご自宅で、ご家族皆様でゆっくりとお別れができるのが最大のメリットです[2]
私たちつむぎ舎がお伺いする際は、火葬車を停められる場所(敷地内や近隣パーキング等)を事前に一緒に確認させていただきます。
費用面でも、当日の追加料金が発生しないよう、事前に総額をしっかりお伝えしていますのでご安心ください。

当日は、スタッフ到着後に最終確認を行い、愛猫との最後のお別れの時間をお取りします[4]
感謝を伝えたり、そっと撫でてあげたり、ご家族のペースでお過ごしください。
お手紙や少量のおやつ、お花など、燃えやすいものであれば副葬品として添えてあげることができます[4]
プラスチックや金属類などは火葬の妨げになるため、迷われるものがあればスタッフにお尋ねください[4]

霊園葬儀の流れ

つむぎ舎が提携する川口ペットの郷セレモニーホールでは、前日に私たちが伺い、ミニ祭壇や生花などの準備をお手伝いします。
セレモニーホールという落ち着いた空間で、お別れ式から火葬、収骨まで、厳かな時間をお過ごしいただけます。

霊園葬儀の良さは、納骨堂や個別墓地、合同供養塔など、その後の供養の形を選びやすいことです。
私たちつむぎ舎では、火葬後の納骨やメモリアルグッズのご相談も承っており、ご家族様の心のケアも含めて継続的にサポートさせていただきます。

【手続き】愛猫の場合に必要な届出

ワンちゃんの場合は30日以内に死亡届を出す義務がありますが[4]、愛猫や小動物、小鳥などの場合は、基本的に自治体への届け出義務はありません[4]
ただし、特定の登録がある場合は以下の手続きを行ってください。

マイクロチップ登録機関への申請

マイクロチップを装着している愛猫の場合、登録機関へ死亡登録(情報変更)を行う必要があります[4]
私たちつむぎ舎でも、こうしたお手続きについて分かりやすくご案内しております。

ペット保険の解約手続き

保険に加入されていた場合は、保険会社への連絡が必要です[4]
手続きの際に火葬証明書などが求められることもありますので、落ち着いたタイミングで進めていきましょう[4]

よくある質問

愛猫が亡くなったらすぐに何をすべきですか?

まずは呼吸・脈拍・瞳孔反射で死亡確認を行います[1][2]
その後、死後硬直が始まる前に体勢を整え、お体を清めてから保冷剤で冷やして安置してあげてください[5]

室内飼いと外飼いで対応は変わりますか?

室内飼いならそのまま安置に進めますが、お外で亡くなった場合は安全な搬送が最優先です。
バスタオル等で包み、保冷しながらお家へ連れて帰ってあげましょう。搬送のご相談も「つむぎ舎」で承っております。

愛猫の火葬費用はどれくらいですか?

訪問火葬で15,000円~16,000円ほどが相場です[5]
「つむぎ舎」では、夜間・早朝料金や出張費を含めた総額を事前にお伝えする透明な料金体系を守っております。

自治体への届出は必要ですか?

愛猫には法的な死亡届の義務はありません[4]
ただし、マイクロチップ登録やペット保険の解約手続きは必要に応じて行ってください[4]

自宅で何日くらい安置できますか?

適切な保冷をすれば夏で1~2日、冬で2~3日が目安です[5]。安置のコツについては、お電話で詳しくアドバイスさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

まとめ

愛猫が亡くなった際の対応について、一連の流れを解説しました。
死後硬直は早ければ2時間ほどで始まりますので[1]、早めに整えてあげることが大切です。
適切な保冷により、数日間はお家でのお別れの時間を確保できます[5]

私たちつむぎ舎は、さいたま市を中心に、ご家族様の状況に合わせたお見送りを24時間体制(受付は6:00~24:00)でサポートしております。
どんなに悲しくても、最後は「ありがとう」の気持ちで送ってあげられるよう、私たちが寄り添わせていただきます。
お困りの際は、いつでもつむぎ舎へご相談ください