大切な家族である愛犬が息を引き取られたとき、深い悲しみの中で飼い主様に最初にしていただきたい大切なことは、お身体を清潔に、そして安らかに安置してあげることです。
季節や住環境によって適切な保管方法は異なります。
安全に安置できる期間の目安は、夏場であれば1〜2日、冬場であれば2〜3日ほどとなります[4]
こちらでは、後悔のないお別れのために、ご自宅でできる最善の安置方法を詳しく解説いたします。

【この記事の要点】

  • 愛犬が亡くなったら、死後2〜3時間以内に体を整え、保冷剤で冷やしながら安置することが重要です[1]
  • 適切な安置を行えば、夏場で1〜2日、冬場で2〜3日ほどきれいな姿を保てます[4]
  • 愛犬の死亡届は、亡くなった日から30日以内に自治体へ提出する義務があります[4]
  • 火葬方法は訪問ペット火葬、ペット霊園、自治体の3つから選択でき、私たちつむぎ舎では飼い主様のご意向に沿った丁寧なお見送りをサポートしています

はじめに

家族の一員である愛犬との別れは、計り知れない悲しみをもたらします。
突然の旅立ちに呆然とし、何も手につかない状態に陥る方も少なくありません。
しかし、愛する子を安らかに見送るためには、お気持ちを強く持って準備を進めることが大切です。

私たちつむぎ舎は、さいたま市を拠点にペットの葬儀・火葬サービスを専門に行う「どうぶつの家族のおくりびと」として、初めての飼い主様にも寄り添いながら、後悔のないお見送りをお手伝いしています。

こちらの記事では、愛犬が亡くなった直後から火葬、そして死亡届の提出まで、飼い主様にしていただきたいことを時系列でご説明させていただきます。
つむぎ舎ではご自宅での訪問葬儀霊園における葬儀の両方に対応しており、ご家族のご希望に合わせた丁寧なサポートを提供しています。

■ 愛犬が亡くなった直後|生死確認と最初の対応

【0〜2時間】呼吸・脈拍・対光反射を確認する

愛犬が動かなくなったとき、まず落ち着いて生死確認を行いましょう。
失神や一時的な仮死状態の可能性もあるため、約1分間お腹の動きを観察するか、鼻先に手をかざして呼吸を確認します。
小型犬の正常時の呼吸数は1分間に25回前後、大型犬は15回前後です[4]
呼吸が確認できない場合は、胸に手を当てるか股関節部分の大腿動脈で脈拍を測ります。
小型犬の正常時の心拍数は80〜120回、大型犬は60〜80回です[4]
呼吸も脈拍も確認できなかった場合、最終確認として対光反射を確認しますが、これは失明のリスクがあるため慎重に行ってください。
瞳孔に変化が見られなければ、残念ながら亡くなっているということになります。

【死後2〜3時間以内】体を整え、エンゼルケアを行う

愛犬は亡くなってから約2〜3時間で死後硬直が始まります[4]
硬直前に体を整えることが重要です。
まず、手足を優しく折り曲げて体に寄せ、眠っているような姿勢に整えます。
目や口が開いている場合はそっと閉じてあげましょう。
次に、濡らしたタオルやウェットティッシュで体を拭き、清潔にします[2]
鼻やお尻からは体液が出ることがあるため、綿球やガーゼを詰めます[1]。仕上げにブラッシングをして毛並みを整えてあげてください。

私たちつむぎ舎では、ご自宅でのエンゼルケアが難しい場合、スタッフが丁寧にサポートいたしますのでご安心ください。
体が硬直してしまった場合でも、24時間ほど経つと硬直が解けるため、その後に体勢を整えることも可能です。

■ 愛犬の遺体を適切に安置する方法

保冷剤・ドライアイスの使い方と冷やす場所

愛犬の遺体をきれいに保つためには、保冷が最も重要です。
段ボール箱やペット用の棺にペットシーツやバスタオルを敷き、その上に愛犬を優しく寝かせます。
保冷剤やアイスノンをタオルで包み、特に腐敗の進みやすいお腹と頭部を中心に冷やしましょう[3]
直接遺体に当てると凍傷の原因になるため、必ずタオルで包んでください。保冷剤は溶けたら定期的に交換します。
ドライアイスを使用する場合は、換気をしながら扱いましょう[5]

棺は直射日光や冷暖房の風が当たらない涼しい場所に安置してください。
適切に安置すれば、夏場で1〜2日、冬場で2〜3日ほどきれいな姿を保つことができます[4]
つむぎ舎では、安置方法についてお電話でも詳しくアドバイスしておりますので、お気軽にご相談ください。

季節別の安置期間と注意点

季節安置期間の目安注意点
夏(高温多湿)1〜2日保冷剤を多めに用意し、こまめに交換。エアコンで室温20℃前後に保つ。除湿器で湿度管理。
冬(低温乾燥)2〜3日暖房器具の近くを避け、涼しい場所に安置。保冷剤は少なめでも可。
春・秋(温暖)2〜3日室温変化に注意。保冷剤を定期的に確認し、状態を見ながら交換。

■ 犬の火葬方法|訪問火葬・霊園・自治体の選び方

つむぎ舎の訪問ペット火葬とセレモニーホール葬儀

私たちつむぎ舎では、ご自宅での訪問ペット火葬川口ペットの郷セレモニーホールでの葬儀の2つの方法をご用意しています。
訪問ペット火葬は、住み慣れたご自宅で最後のお別れができるため、移動の負担が少なく、他のペットや小さなお子様がいるご家庭でも利用しやすい方法です。

私たちはさいたま市の地域特性を熟知しており、住宅密集地では近隣への配慮を第一に、郊外ではご自宅敷地内での静かな火葬をご提案するなど、ご家族の状況に合わせた最適な方法をサポートしています。

火葬方法の比較|個別火葬・合同火葬・一任火葬

火葬方法特徴返骨向いているご家族
個別立会火葬1匹のみを専用炉で火葬。飼い主が立会い可能。つむぎ舎では最も丁寧な供養として推奨。可能最期まで見届けたい、遺骨を自宅に持ち帰りたい方
個別一任火葬1匹のみを個別火葬。立会いなしで業者に任せる。可能個別火葬希望だが立会いは難しい、忙しい方
合同火葬複数のペットをまとめて火葬。遺骨が混ざるため返骨不可。不可費用を抑えたい、返骨不要の方

■ 犬の死亡届と必要な手続き

【30日以内】自治体への死亡届提出が義務

愛犬が亡くなった場合、狂犬病予防法により、飼い主は亡くなった日から30日以内に登録した自治体へ死亡届を提出する義務があります[4]
提出する際には、「犬鑑札」「狂犬病予防注射済票」「死亡届」の3つが必要です。

私たちつむぎ舎のあるさいたま市では、各区役所のくらし応援室または動物愛護ふれあいセンターで手続きが可能です。
マイクロチップを装着している場合は、登録機関への死亡届も30日以内に提出しましょう。

ペット保険の解約と血統書登録の抹消

ペット保険に加入していた場合は、保険会社に連絡して解約手続きを行いましょう。
手続きをしないと、亡くなった後も保険料を支払うことになります。
解約には「死亡診断書」や「火葬証明書」などが必要となる場合があるため、保険会社に確認してください[4]

【よくあるご質問】愛犬が亡くなったときの疑問

夜間や早朝に愛犬が亡くなった場合、すぐに火葬しなければいけませんか?

いいえ、慌てる必要はありません。夜間や早朝に亡くなった場合は、まずご自宅で適切に安置し、心が落ち着いてから葬儀社に連絡しましょう[3]
つむぎ舎では朝6時から夜24時まで受付しており、時間外・早朝でも追加料金はいただいておりません。

好きだったおもちゃやおやつを一緒に火葬できますか?

少量であれば問題ありませんが、プラスチックや金属製のものは火葬できません[3]
小さな布製のおもちゃ、少量のおやつ、お手紙などは一緒に入れることができます。つむぎ舎では、副葬品についても丁寧にご案内しております。

死後硬直後に愛犬が生き返ることはありますか?

いいえ、死後硬直後に愛犬が生き返ることはありません[4]
死後24時間ほど経過すると硬直が解け、表情が和らいだり体勢が変わったりすることがありますが、これは筋肉が緩むためであり、生き返ったわけではありません。

自宅の庭に埋葬してもいいですか?

私有地であれば法律上問題ありませんが、衛生面や近隣への配慮が必要です[5]
遺体の腐敗による異臭や、土に還るまで数十年を要すること、引っ越しの可能性なども考慮する必要があります。つむぎ舎では、さまざまな供養方法をご提案しております。

まとめ:愛犬との最後の大切な時間を

愛犬が亡くなった直後の処置や安置は、飼い主様ができる最後の贈り物でもあります。
夏場は1〜2日、冬場は2〜3日が自宅安置の目安ですが、保冷をしっかり行うことで、ご家族が揃うまで安らかな姿を守ることができます。

何か不安なこと、分からないことがあれば、24時間いつでもお気兼ねなくつむぎ舎へご連絡ください。
大切な家族との最後の大切な時間を、私たちが心を込めてお手伝いさせていただきます。